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原田泰造主演の「おっパン」初回放送に反響多数  「2024年初泣き」「全おじさんが見てアップデートすべし」

 原田泰造が主演するドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(東海テレビ・フジテレビ系)の第1話が6日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、世間の古い常識や偏見で凝り固まった中年男・沖田誠(原田)が、二回り以上年下のゲイの友達(中島颯太)ができたことで、自身の「常識」をアップデートしていくヒューマンコメディー。

 「お茶は女性がいれてくれた方がおいしいだろう」。昭和生まれの51才・沖田誠は、そのデリカシーのない言動のせいで家族や会社の部下たち、さらには愛犬のカルロス(こまち)にまで嫌われていた。

 そんなある日、誠は妻・美香(富田靖子)の友人の息子・五十嵐大地(中島)がゲイであることを知る。そして、その大地が引きこもっている息子・翔(城桧吏)の部屋に入り込んでいることを知り、「なんでそんなのが翔の部屋に!」と思わず大地を否定してしまう。

 そんな誠に翔は「僕は、お父さんみたいな人には絶対になりたくない!」と冷たく言う。

 家族のために頑張ってきたつもりの誠だが、家族からは嫌われ、会社でも疎まれ、でも何をどうすればいいのかすら分からない。苦悩の誠に大地が声を掛ける…。

 放送終了後、SNS上には多くの反響が集まり、「すてきな作品だった。原作のリスペクトが感じられて良かった」「おかしなタイトルのドラマが始まったと思ったら、ジェンダーやモラルを取り込んだ良いドラマだった」「おっパンが良過ぎて、2024年初泣き」「タイトルとストーリーにギャップがあり過ぎてめっちゃ良かった。来週も楽しみ」などの感想が投稿された。

 このほか、「子を持つ親として、子どもの考え方や生き方をもっと尊重しないといけないなと考えさせられた。私もアップデートしなければ」「全おじさんが『おっパン』を見てアップデートすべし」「うちは沖田家みたい。大地くんに来てもらって両親をアップデートしてほしい」といった声も寄せられた。

(C)東海テレビ