社会

中小企業の「人手不足解消」を支援 大同生命が新サービス開始

 現在、多くの中小企業が直面する問題の一つは人手不足——。中小企業経営者に役立つサービスの開発・提供を通じて新たな価値を提供しようと大同生命保険(大阪市)は1月15日から、「人材採用・育成支援サービス」を始めた。無料相談で企業の悩みを把握し、内容に応じて具体的なサービスメニューを案内する。

 中小企業を取り巻く採用環境がますます厳しくなる中、人手不足の解消や人材の育成は中小企業経営者が最も重視する経営課題の一つになっている。中小企業の人材に関する幅広い困りごとに対応できるよう、新サービスでは無料の「人材よろず相談」と4つの有料サービスを用意した。

 有料サービスで提供するのは、採用を支援する「高校生の新卒採用支援」「中途採用支援」と、従業員の育成を目的にした「動画マニュアル作成ツールの提供」「Eラーニング教材の提供」の4つ。大同生命が協業する専門業者がそれぞれのサービスを提供する。

 相談するにはまず「人材よろず相談」の専用フォームへ相談内容を入力し、興味のあるサービスを選択する。受け付けが完了すると、サービス運営事務局から連絡があり、「業種・職種・従業員数」などの会社情報や「人材に関する課題」に関して電話で10分程度、事前に打ち合わせる。その後、サービスの提供会社からあらためて連絡があり、利用を希望する場合は正式に申し込む。

 サービス概要は動画で確認できる。