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「おっパン」“美香”富田靖子を思う沖田家が「最高で泣いた」 「家族みんなで食卓を囲めるのって尊い」

 原田泰造が主演するドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(東海テレビ・フジテレビ系)の第6話が10日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、世間の古い常識や偏見で凝り固まった中年男・沖田誠(原田)が、二回り以上年下のゲイの友達(中島颯太)ができたことで、自身の「常識」をアップデートしていくヒューマンコメディー。
 
 順調にアップデートを重ねていた令和の堅物おっさん・沖田誠。しかし、ゲイの大地と円(東啓介)の関係を受け入れていたがゆえに、思わぬ形で“アウティング”をしてしまう。

 アウティングとは、本人の了承を得ずに、その人の性的指向などを公表してしまうこと。幸い2人の関係に気付いている面々の前でのアウティングだったが、誠は自分がまだまだ無知であることを痛感する。

 そんな中、美香(富田靖子)は同僚の前田(池津祥子)から美香のアイデア弁当がメニューに採用されたことを称賛される。美香はうれしく、家族に報告したかったのだが、誠や娘の萌(大原梓)は、そんな美香の気持ちに気付かなかった。

 つい不満を吐露してしまう美香に、誠はこれまで美香が支えてくれていたことにハッと気付き、萌や翔(城桧吏)も巻き込み、とある作戦を決行する。

 そんな中、誠のオフィスに誠の先輩で誠以上に偏見の塊のような昭和オヤジ・古池正則(渡辺哲)がやって来る。正則は新たな嵐を巻き起こして…。

 美香の心情に焦点が当てられた6話では、誠、萌、翔が、美香が推しているアーティストのコンサートチケットをひそかに入手。終盤では3人が美香にそのことを伝え、沖田家の家族4人が笑顔で食卓を囲むシーンが描かれた。

 放送終了後、SNS上には、「お母さんの気持ちが痛いほど分かる回だった。沖田家が最高で泣いてしまった」「沖田家はすごくすてきな家族。みんなで食卓を囲めるのって尊い」「最後はほっこり、いい家族でボロボロに泣いた。翔くんが食卓に戻って来てくれて良かった」といった声が集まった。

 このほか、「原田泰造が良き中年の感じが大変良い。一気にうまくいかない感じがリアルでいい」「本気で好きなことは頑張っちゃうんじゃないかな? というお母さんの言葉が刺さった」「今回もすごく良くて神回だった。めちゃくちゃ胸にくるものがあった」などの感想も寄せられた。

(C)東海テレビ