エレクトロニクス機器製造販売のプレシードジャパン(東京)は、自社AVIOTブランドの完全ワイヤレスイヤホン「TE-W1」を発売した。中級価格帯でありながら、新開発の同軸ドライバーやアダプティブ型ノイズキャンセリングの搭載など、上級クラスの音響設計や装着感を受け継ぐモデル。カラーは、ドーンネイビー、ダークレッドの2色を用意。価格は、税込み1万5950円。
最上位モデルの技術を元にドライバーを新開発。高音域と低音域に分けた2基のダイナミックドライバーユニットを、音のズレがないように同一位置に配置する同軸型を搭載して、広帯域で低音から高音までバランスがよい滑らかな音の再生を図る。このポテンシャルを生かすべく、音を耳に伝えるノズルを一般的な樹脂製ではなく金属製にして最適化。不要共振を抑えた、低歪みでクリアな音を実現したという。
外からのノイズを検出するマイクと、耳の中でノイズを検出するマイクによるハイブリッドノイズキャンセリング機構が同モデルではさらに進化し、周囲の環境音に応じて騒音を抑える強度を自動的に調整するアダプティブ型を搭載。独自のアルゴリズムも採用し、再生する音楽に応じて適切なノイズ除去を行なう。
コーデックは標準方式に加えて、従来よりも約3倍のデータ量を送れるLDACにも対応。同じく対応したデバイスならばハイレゾ音源も、その魅力を十分に味わえる。また、アプリを使えば立体音響効果のある3Dスペーシアルオーディオモードに切り替えも可能。音楽から映画、ゲームなどを、立体的で包み込まれるような臨場感で楽しめる。
電池持続時間は最大16時間(本体)で、充電ケースの併用で最大50時間の再生が可能。充電10分で最大60分使えるようになる急速充電、ワイヤレス充電にも対応している。