初夏に花をいける体験イベント 国分寺市「殿ヶ谷戸庭園」の茶室で開催

　東京都国分寺市の「殿ヶ谷戸庭園」は、花をいける体験イベント「武蔵野の初夏をいける」を5月18日に開催する。

　国指定名勝の「殿ヶ谷戸庭園」は、武蔵野の自然の地形、段丘の崖にできた谷を巧みに利用した回遊式林泉庭園。崖の上の明るい芝生地と崖下の湧水池、樹林で雰囲気が一変する造園手法が見どころの一つだ。

　体験イベントは、庭園内の数寄屋造り風の茶室「紅葉亭」で、武蔵野の自生する野の花など身近な花をいけるとともに、新緑と芝生が美しいこの時期ならではの庭園の眺めを楽しめる。講師は原玲子氏（花の会ボランティア主宰）。A「じっくり花をいける60分のコース」(10時30分～11時30分)と、B「気軽に参加できる20分のショートコース」(1回目：13時30分～13時50分、2回目：15時～15時20分)の2コースを用意している。参加に際しては、殿ヶ谷戸庭園2024 「武蔵野の初夏をいける」 応募フォームから事前に申し込む。

　Aコースは参加費2500円、定員10人の抽選制で、申し込みは4月21日締め切り、抽選結果は4月25日までに当選者へ連絡する。Bコースは参加費500円、先着順で各回13人の定員に達し次第、締め切る。ABコース共通で、殿ヶ谷戸庭園への入園料（一般：150円、65歳以上：70円／キャッシュレス決済対応）とイベント保険加入料（50円／現金のみ）を当日別途支払う。

　また、東京都公園協会では、「春のTOKYO Instagramフォトコンテスト2024」を開催しており、作品を募集中。殿ヶ谷戸庭園で撮影された写真も応募対象となる。