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行政と市民の協働による、まち美化「アダプト・プログラム」  食品容器環境美化協会の助成、締め切り6月12日

まち美化「アダプト・プログラム」の助成継続 食品容器環境美化協会、締め切り6月12日 画像1
「アダプト・プログラム」のイメージ図

 

 食品容器環境美化協会(食環協、東京都港区)は、行政と市民の協働で進めるまち美化プログラム「アダプト・プログラム」に新たに参加する団体や、活動をさらに充実・拡大させようとする団体への助成を引き続き実施する。今年度の応募の締め切りは6月12日(当日消印有効)。

 「アダプト・プログラム助成制度」は2012年度から実施。「助成金コース」は清掃活動またはポイ捨て防止・啓発活動に必要な費用として、1団体に対し上限10万円、総額250万円(予定)を助成する。「清掃グッズコース」は、「ビブス」(所属団体を示すベスト状の衣服)とトングを1団体に対し、最大50人分、合計800人分(予定)を提供する。

 「アダプト・プログラム」は、主に市民のボランティアや団体、民間企業などが清掃やごみ拾い、除草を行い、行政が清掃用具の提供や傷害保険の加入負担によって支援するという役割分担になっている。アンケートや自治体のホームページなどをもとに食環協が実施状況として把握しているのは、23年8月時点で自治体が約500、プログラムが約700という。