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大和ハウスが社内起業制度 最大300億円の人的投資

 大和ハウス工業(大阪市)は6月から、最大300億円を投じて社内起業制度「Daiwa Future100(ダイワフューチャーワンハンドレッド)」の運用を開始する。対象は大和ハウスグループの正社員約5万人。

 同社の経営理念・経営方針から逸脱しなければ、業種、テーマは自由。起案者自らが社長となり、事業化を進める方針という。

 6月上旬に社内応募を開始し、12月下旬に起業提案を最終審査する。2025年1月から事業の検証を始める予定。大和ハウス工業は「グループを担う人材の育成や挑戦する組織風土を醸成したい。既存事業の延長線にとらわれない事業創出を目指す」としている。