カルチャー

100年以上楽しまれてきた人形劇とは? 台湾伝統文化の継承と発展を展示

 台湾で100年以上受け継がれる伝統芸能で、時代の流れに沿って進化を遂げ、知らない人はいないといわれるほど幅広い世代に楽しまれてきた人形劇「布袋劇(ほていげき)」。その歴史と文化を紹介する展示会「伝統文化の継承と発展―文化の境界を超える霹靂布袋劇」(台北駐日経済文化代表処台湾文化センター・東京)が、東京・虎ノ門の台湾文化センターで6月20日~7月29日まで開催される。10時~17時(土日祝休館)、参加費無料。

 展示会では、布袋劇の歴史や布袋劇人形の変遷の展示のほか、布袋劇に魅了されたニトロプラス虚淵玄(うろぶちげん)氏が原案・脚本・総監修を務める台日合同映像企画「Thunderbolt Fantasy Project」の紹介、さらに第三回宝塚歌劇台湾公演で宝塚歌劇団星組が舞台化した異次元武侠ミュージカル「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」の舞台衣装などを見ることができる。


 6月20日14時~15時30分は、台湾布袋劇で随一の知名度とクオリティーを誇る制作会社・霹靂社(へきれきしゃ)の黄亮勛(こうりょうくん)社長とニトロプラス虚淵玄氏の布袋劇対談イベント(参加費無料)も開催される。申し込みは6月6日からで、先着20人。