地盤を専門とする芝浦工業大学の先生と一緒に、“液状化”について学んでみよう! 芝浦工業大学が豊洲キャンパス(東京都江東区)で7月20日(土)に、小学4~6年生を対象にした公開講座「なぞとき土木実験」を開催する。あおみ建設(東京)が協力。
地震が発生し、強い衝撃を受けた地盤全体がドロドロの液体のような状態になる液状化現象。同講座では、砂と水とサイコロを入れた水槽やペットボトルを使って液状化の実験を行う。自分が住んでいる地域の地盤のこと、液状化という言葉やその発生の仕組みを理解し、どんな地盤を造っていくことが大切かを皆で考えてもらう。液状化現象を目の前で実際に見ることもできる。 講師は芝浦工業大学工学部教授の稲積真哉氏。
開催時間は10時~12時。受講料は3000円で、定員35人(応募多数の場合抽選)。芝浦工業大学ホームページの「公開講座について」のページの内容を必ず確認してから、講座詳細ページから申し込みをする。
今までの同講座受講生からは、「地震と液状化の仕組みを最初は分からなかったけど、学んだら知ることができたからきてよかった。大学生が優しかった」「あまり液状化というものは知らなかったけど、実験や説明を通して液状化に少し興味を持った。これからは地震や液状化を意識して生活していきたい」などの感想が。保護者からは、「液状化の仕組みを机上だけではなく、体験できたのでよく分かった。同時に、液状化しないようにするにはどうすれば良いかを知ることができた」「大変分かりやすい説明で子どももよく理解できたと思う。実験も本当に楽しそうで、初めて会った子たちと話し合ったりしながら楽しそうに実験を進めていく様子を見られてうれしく思った」といったコメントが寄せられている。