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家庭での自主学習は家族の手助けが必要! サポートの程度に家庭間で格差も

 もうすぐ父の日だが、その日に「おいおい、父の日に宿題手伝わせるのか?」と苦笑いするお父さんもいるのかもしれない。スプリックス(東京)が展開する個別指導塾「森塾」はこのほど、子どもの自主学習におけるアンケート調査を実施。全国の中高生624人を対象に5月17日~5月20日に行ったこの調査で、半数以上の家庭で父親が子どもの学習をサポートしていることが明らかになった。(※森塾調べ)

 調査によると、普段の自主学習で父親が子どもの勉強をサポートしているという家庭は51%。勉強を手伝ってくれる家族として最も多いのは母親の75.2%だった。週に1回以上は家族から勉強のサポートを受けている中高生は43.8%に達したが、一方で、約5人に1人は年に数回と回答したほか、7.5%は長期休みなどの期間限定のみであるなど、家族の「お手伝い」は各家庭間において差が大きいようだ。

 家族からのサポート内容では「わからない問題や課題があったときの相談・アドバイス」が60.1%と最も多く、以下「勉強の進捗チェックとアドバイス」(29.5%)、「勉強のモチベーションサポート」(26.0%)と続く。また、全体の70.1%が家族以外からの勉強のサポートが必要だと考えている。他方、家族以外へ求めるサポートとしては、勉強する上での効率性や、自分にあう勉強方法のアドバイスなどを挙げる中高生が多かった。