子どもたちにとって夏休みは、待ちに待った楽しい時間。一方で、親の目が届かない場所での事故や事件などに巻き込まれないか、不安を感じている保護者も多いのではないだろうか。昨今は、小学生でも多くの子がスマートフォンを持つ中、動画視聴やゲームの使用中に知らない人とつながりトラブルに巻き込まれる事件も増加。スマホに触れる時間が増える点にも注意が必要だ。
そんな中、夏休み前に親子で防犯について学び、安全で楽しい夏休みを迎えてもらいたいと、防犯アプリの運営など子どもの笑顔を守るための活動をする「SASENAI PROJECT(サセナイ プロジェクト)」(VxTech・東京)が、「夏休み前に親子で知ろう 専門家が教える&疑問に答える子どもを守る防犯イベント」を開催する。渋谷スクランブルスクエア15階の「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」で7月13日(土)10時30分~12時に開催。会場(定員60人)とオンラインでのハイブリッド形式で行う。参加費無料。
犯罪学の第一人者で、9割の小学校で導入される「地域安全マップ」の考案者でもある立正大学の小宮信夫教授(文学部社会学科)と、AIで子どもを守るスマホアプリ「コドマモ」を運営するAdora(東京)の代表取締役・冨田直人氏が登壇。今、子どもたちの周りで起きている危険と対策方法について解説する。参加者と専門家の双方向のコミュニケーションも目指し、質問コーナーも予定している。
小中学生の子どもを対象とした内容が中心となるが、未就学児の子の保護者、地域で子どもを見守る人など、だれでも参加できる。会場内に簡易的なキッズスペースを設けるので、小さな子どもとも一緒に参加できる。イベント・コミュニティー管理サービスのPeatixで会場・オンライン参加両方の事前申し込みを受け付けている。