カルチャー

福井県越前市の大河ドラマ館リニューアル 「光る君へ」越前編の衣装、小道具を展示

展示内容をリニューアルした「光る君へ 越前 大河ドラマ館」

 

 源氏物語の作者・紫式部を主人公にしたNHK大河ドラマ「光る君へ」に関する資料などを展示している福井県越前市の「光る君へ 越前 大河ドラマ館」はこのほど、ドラマの越前編放送に合わせリニューアルした展示内容を公表した。

 同館を運営している官民組織「紫式部プロジェクト推進協議会」(会長:山田賢一越前市長)によると、紫式部は越前国の国守となった父・藤原為時に同行し、越前で1年余りを過ごしたといい、大河ドラマ越前編は5月26日から5回にわたって放送され、越前和紙との出合いなどが描かれた。

 リニューアルは、主人公・まひろ(紫式部)役の吉高由里子さんや、宋の医師・周明を演じた松下洸平さんが撮影時に着用した衣装を展示。まひろが和歌をしたためた越前和紙や、まひろが周明に習ってまとめた宋語集など、越前編での象徴的なシーンで使われた小道具も展示している。

 また、動画「4Kシアター」のコンテンツで、吉高さんと松下さんらのインタビューも放映している。大河ドラマ館は12月30日まで無休で開館している。