さまざまな文化財を見ながら同時に学べる機会は貴重だ。西宮市歴史資産活用活性化協議会(神戸市)は11月1日(金)~12月8日(日)の間、西宮市内に所在する歴史資産のうち国・兵庫県が指定・登録した文化財と、西宮市が指定した文化財を公開するとともに、特別講座を開催する。
市民が文化財を訪れて楽しむ機会をつくり、魅力的な文化財がある地域の価値を感じられるようにという企画。特別講座は「夙川のまちと『旧山本家住宅』を訪ねて」(11月22日)、「淨橋寺の文化財と『生瀬宿』の街並みを見る」(11月29日)、「重要文化財『神戸女学院』探訪~ヴォーリズのデザインとタイルを探せ~」(12月3日)の3回。各指定文化財公開場所では、13種類の西宮市文化財ヘリテージコレクションカードを用意、各場所で300枚限定で配布する。なくなり次第終了だ。特別講座の申し込み・詳細は募集サイトに掲載している。