カルチャー

「優しい作り」「木の温かみ感じる」、万博「大阪パビリオン」建屋完成セレモニー開催

2025大阪・関西万博開幕まで6カ月を切った10月23日、大阪夢洲(ゆめしま)にて「大阪ヘルスケアパビリオン」の建屋完成セレモニーが行われた。

同館は、「命や健康、近未来の暮らしを感じられる展示」を通じて「大阪の活力・魅力」を伝え、訪れる人々に「ワクワク」感を与えて「新たな行動」へと導くことが狙い。設計を手掛けた東畑健康事務所の米井寛代表取締役社長が「リボーン、生まれ変わるがコンセプト。生命の多様性や生まれ変わる大阪を表現した」と説明。式典では、施工を行なった竹中工務店の難波正人取締役会長から、2025年日本国際博覧会大阪パビリオンの西澤良記副代表理事にパビリオンの鍵が引き渡された。

今後、来館者の健康データを測定できる「カラダ測定ポッド」、展示体験によって未来の自分のアバターが変化する「未来のヘルスケア」、個々の視力に合わせて自動で度数が変わる眼鏡など、未来の技術を体感できるユニークな展示が公開される予定だ。初お披露目となる内覧会に参加したお笑いコンビ「フットボールアワー」の岩尾望さん・後藤輝基さんや福本愛菜さんは、「すごく格好いい」「ヘルス・健康がテーマだから優しい感じの作り」「木の温かみを感じる」と感想を述べた。

点灯式では、大阪万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の赤と青、同館のテーマカラーである水色と緑などにライトアップされ、夜空に鮮やかに浮かび上がった。