寒くなってくると、食卓に欠かせないのが鍋もの。でもなんとなくマンネリになりがち、という時のお助け本、『ウー・ウェンの 鍋 スープ』(ウー・ウェン著、高橋書店、税込み2530円)が発売されている。毎日食べても飽きがこない手軽で簡単な鍋とスープを紹介している。
鍋ものは、たんぱく質と野菜、2つの素材さえあえば作ることができる、自由で楽しい包容力のある料理。具材の組み合わせをシンプルにしたり野菜の切り方を変えたりするだけで、ひと味違うおいしさが生まれる。そこで飽きがこない素材の組み合わせと、たれのバリエーションを掲載。寒い季節はもちろん、体を冷やしがちな夏におすすめのレシピもある。気軽なひとり鍋、やさしく体を整えてくれるスープなども紹介されている。
著者のウー・ウェン氏は、中国・北京生まれで1990 年に来日した料理家。現在は、ウー・ウェン クッキングサロン主宰し、医食同源が根づいた中国の家庭料理とともに中国の暮らしや文化を伝えている。