まめ学

拍子抜けするほど簡単 低温オーブンで「常備肉」

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 時間はかかるけど、オーブンに入れて焼くだけ、という料理。実は案外見栄えがして、これからのパーティーの季節にぴったりだし、常備肉としても使い回せる。『低温オーブンの肉料理』(今井真実著、グラフィック社、税込み1760円)が11月に発売される。拍子抜けするほど簡単なのに絶品。時間のある休日にトライ!

 常温に戻した肉をオーブンに入れ、100℃で90分焼くだけ。しかも予熱なしという徹底ぶり。ローストポーク、ベーコン、ローストチキン、ローストビーフなどの肉料理と、それらを使ったアレンジレシピも紹介している。例えば焼豚なら、豚肩ロースのかたまり肉を予熱なしの100℃のオーブンに入れて90分。焼いたらそのままオーブンで冷めるまで放置。その後、たれに漬けて焼くだけだ。オーブンの中で放っておくなら、夜寝る前に焼き始めて、朝起きたら漬けだれに漬け込めばいいだけ。

 低温でじっくり火を入れた肉はうまみが凝縮し、肉質もやわらかくしっとり。焼豚なら、野菜といっしょに北京ダック風、白ごはんにのっけて香港風焼豚丼、食べ応え抜群の炒飯、あったか煮麺といった具合にアレンジも自由自在だ。

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