
日本唯一の医工学に特化した独立大学院をもつ国立大学法人東北大学(仙台市)。健康とテクノロジーを組み合わせて未来の幸福な健康社会(Well-being)を目指す「ヘルステック領域」に強みを持つ同大には、さまざまな分野の研究者がいる。その最先端の知見を産業界の人々と共有し、Well-being実現に貢献する新たなビジネス創出のための出会いと着想の場を提供するオンライン研究会「東北大学ヘルステックカレッジ」を5月22日(木)に開講。毎月1回開催していく。運営は、東北大学ナレッジキャスト(東京)。
今年で第3期目となる東北大学ヘルステックカレッジは約60企業・団体が参画。3つの大きな特色として、①東北大学の最先端ヘルステックを活用し、新たなビジネス創出を支援 ②産学共創の機会獲得や、大学、参画企業との交流をサポート ③東北大学の各種イベント・シンポジウム・セミナー等の情報を提供 という点がある。
前期(5~9月)のテーマは、5月「普通の顔になりたいー可視的差異に悩む患者を救うためには」、6月「人工子宮・人工胎盤の研究開発」、7月「ウィメンズヘルスの課題ー女性がイキイキと活躍できるために必要なフェムテック」、8月「骨格筋は質が大事―量から質への意識転換」、9月「病態記憶から考える皮膚疾患の治療戦略」。
スケジュール・講師・テーマ・受講料などをまとめた詳細資料も公開している。申し込み・問い合わせは専用サイトから。
