みなさんは日頃から紫外線対策をしていますか? 実は、紫外線量は年々増え続けており、今改めて注目されているのが「目の紫外線対策」です。2025年4月17日(木)、眼鏡市場が初のメディア向け戦略発表会を開催。子ども向けの新商品や、眼科医による最新の紫外線対策などが紹介されました。今回は、紫外線が目に与える影響やサングラスの重要性とあわせて、自分にぴったりなサングラスの選び方も詳しく解説します!
目も日焼けする? 眼科医が語る「目の紫外線リスク」
日差しが強くなる季節、紫外線対策といえば日焼け止めや帽子を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか? しかし、実は目も紫外線によってダメージを受けているんです。
「つくばの日最大UVインデックスが8以上の年積算日数の経年変化」
出典:気象庁ホームページ(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/info/coment.html)
気象庁の観測によると、日本の紫外線量は1990年から10年あたり4.6%のペースで増加。UVインデックス(紫外線の強さの指標)で“8以上”になると「目がやけどするレベル」とされています。近年では、年間80日以上がこの水準に達しているのだそう。
発表会にはドライアイ研究の第一人者である、さいたま市伊藤医院の眼科医・有田玲子先生も登壇。「紫外線は角膜や水晶体にダメージを与え、白内障や翼状片、ドライアイなどの原因になります。日々の紫外線の蓄積が、数十年後の目の病気のリスクを高めてしまうんです」と語っていました。
かけるだけで紫外線を99%カット! サングラスの意外な効果とは?
目の紫外線対策の中で、最も手軽で確実なのがサングラスの着用です。眼鏡市場が展開するパーフェクトUVブロックは、以前からラインアップされている人気のレンズ。正面からの紫外線を99.97%、裏面の反射も95%カットする高性能を誇ります。しかも、SPF50+/PA++++という肌用日焼け止めと同じ最高ランクの紫外線カット性能を実現。透明レンズでもしっかり対策できるので、仕事用やアウトドアなど、シーンによって使いわけできるのも魅力です。
会場で特に印象的だったのが、「子どもにもサングラスが必要」というお話。有田先生によると、「サングラスをかけ始めるのは、早ければ早い方がいいんです。子どもの水晶体は透明で瞳孔も大きいため、目に入る紫外線量が多い。屋外での活動時間も長いため、視力が安定する6歳頃からの着用をおすすめします」とのこと。
株式会社メガネトップの冨澤昌宏社長も、「目を守る文化を浸透させる」という言葉を掲げ、生活の中にサングラスを取り入れる意識が大切だと呼びかけていました。
紫外線から目を守る! 眼鏡市場の新プロジェクト始動
最近では、警察官や鉄道職員、小学生などにもサングラスの着用が広がりつつありますが、日本ではまだ「ファッションアイテム」としての印象が根強く残っているのが現状です。実際、日本のサングラス着用率はわずか12.1%(眼鏡DB 2024より)にとどまり、「公の場ではかけにくい」という意識があることも、着用率の低さに繋がっています。
こうした現状を変えるべく、眼鏡市場が新たに発表したのが、2つの取り組みです。
ラインアップが232種類に! 選ぶ楽しさアップ
一つは、232種類に拡大されたサングラスのラインアップ。レンズカラーは透明から色付きまで幅広くそろい、カラーレンズに抵抗がある方でも使いやすい設計になっています。眼鏡市場が掲げる「サングラスを生活必需品に」というコンセプトのもと、日常使いにぴったりなモデルがそろっていました。
子ども向けサングラスが登場! 7月から新モデル発売へ
もう一つは、子ども向けサングラスの発売です。パーフェクトUVブロックレンズを搭載したモデルが、全国150店舗で2025年7月に販売開始予定(税込6,490円)。
さらに、期間限定で15歳以下を対象とした「紫外線ブロックキャンペーン」も実施中です。アプリのダウンロードを条件に、通常税込6,600円のレンズを無償で提供する取り組みも始まっています。
紫外線ブロックキャンペーン
内容:通常6,600円(税込)のパーフェクトUVブロックレンズを無償提供
対象者:15歳以下のすべてのお子さま (眼鏡市場でメガネをご購入される方)
条件:眼鏡市場スマホアプリのダウンロード
期間:2025年4月18日(金)~2025年6月30日(月)
公式サイト:https://www.meganeichiba.jp/lp/cp/puv/
サングラス初心者も安心! プロが教える選び方の3つのポイント
会場では、約120種類のサングラスが並ぶ展示コーナーも登場。おしゃれなデザインからアウトドア向け、普段使いしやすいモデルまで、バリエーション豊富なラインアップがそろっていました。
有田先生によれば、選び方のポイントは3つ。
サングラスの選び方3つのポイント
UVカット率99%以上
色の濃さではなく機能を確認
顔にフィットするデザイン
「色が濃すぎるレンズは、瞳孔が開いて逆に紫外線が入りやすくなります。適度な濃さ、かつUVカット機能がしっかりしているものを選びましょう」とアドバイスしました。
また、サングラス選びに迷ったときは、店頭にて顔タイプ診断やパーソナルカラー診断のサービスを受けることも可能。似合うデザインを知った上で選べるのはうれしいポイントです!
選び方のポイントを踏まえて、私はシルバーフレームに薄いブルーのレンズを選択。以前受けたパーソナルカラー診断で「ブルベ」とわかっていたこともあり、肌なじみがよく、コーディネートにもあわせやすいと感じました。
また、登壇した株式会社メガネトップ商品部の櫻井憲一郎部長は、調光サングラスもおすすめとのこと。
「紫外線に当たると30秒ほどでレンズが濃くなり、屋内に戻ると5分ほどで透明に戻る。室内ではそのまま使えるのでかけ替えの必要がなく、特にサングラスに慣れていない人にもおすすめです」と話していました。
この夏こそ目を守る1本を
肌に日焼け止めを塗るのが当たり前になった今、次に見直したいのは「目の紫外線対策」です。サングラスは、かけるだけで紫外線をしっかりカットしてくれるシンプルかつ確実な対策。紫外線が本格化するこの季節、自分にぴったりなサングラスを見つけに、眼鏡市場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
公式サイト:https://www.meganeichiba.jp
[photos by Kei]
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