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誘拐の日」“政宗”斎藤工と“凛”永尾柚乃の掛け合いに反響 「逃亡劇はスリリングで面白い」「1995年の事件がカギ」

 斎藤工が主演するドラマ「誘拐の日」(テレビ朝日系)の第1話が、8日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、心優しきマヌケな誘拐犯・新庄政宗(斎藤)と、記憶喪失の天才少女・七瀬凛(永尾柚乃)の“疑似親子バディ”が、次々と襲い掛かる危機を乗り越えながら犯人捜し&逃亡劇を繰り広げるヒューマンミステリー。

 ある夏の夜、新庄政宗は車を走らせ、裕福な病院長の娘である七瀬凛を誘拐しようとしていた。実は、新庄の娘・芽生(日下莉帆)は重い心臓病を患っており、莫大な手術費用を確保するため、妻の汐里(安達祐実)が誘拐を計画したのだ。だが、元来お人よしな性格の新庄は実行日になっても踏ん切りがつかず、電話で指示してくる汐里に押し切られる形で、ついに目的の院長宅近くまでやって来る。

 ところが、新庄の車の前に1人の女の子が飛び出してきた。間一髪、急ブレーキで事故を免れた次の瞬間、その少女は気を失って倒れてしまう。慌てて駆け寄った新庄は、少女の顔を見てビックリ。気絶した女の子こそ、誘拐のターゲットである凛だったのだ。

 あっさり誘拐が成功して拍子抜けする新庄だったが、目を覚ました凛が発したのは「私は誰なの?」という思いもよらない言葉だった。どうやら凛は記憶喪失になっているらしく、新庄はとっさに自分がパパで凛は娘の芽生だとうそをついてしまい、以来“父親役”を演じるハメに…。

 その後、新庄は凛の父親・七瀬守(半田周平)に身代金要求の電話を掛けるが、なぜかつながらない。不審に思って院長宅まで様子を見に行くと、門の前にはパトカーが並び、マスコミと野次馬が入り乱れていた。なんと、凛の両親である院長夫妻が何者かに殺害されていたのだ。

 こうして、誘拐はともかく、一気に殺人容疑者となってしまった新庄。さらには、正体不明の男が凛を連れ去ろうと襲い掛かってきて…!?

(C)テレビ朝日

 放送終了後、SNS上には、「逃亡劇はスリリングで、ドキドキして面白い。マヌケでお人好しの誘拐犯・政宗と凛ちゃんの掛け合いが良かった」「柚乃ちゃんが上手でハマり役。斎藤工さんの振り回されるパパも憎めない感じ。2人がどう絆を深めていくか楽しみ」「誘拐の日、いいテンポ感で見ていて楽しい。結局、あの配達員は何だったのだろう」「シンプルにストーリーが面白い。妻も怪し過ぎて気になる」などの感想が投稿された。

 また、冒頭で描かれた1995年の事件について、「冒頭の事件が今回の事件のカギになっているのだろう」「冒頭で殺害された医者の息子が政宗なのかな」「冒頭のシーンがどこにつながるのかが分からない。展開が楽しみ」といった声も寄せられた。

(C)テレビ朝日