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絵本『はっぱみかん』が待望の復刊 かわいいLINEスタンプも登場

 個性やアイデンティティーについて深く考えさせられるテーマをユーモラスに描き、2007年12月に発刊された絵本『はっぱみかん』(風木一人・作、山口マオ・絵、佼成出版社)が、読者や書店員の声に応え、このほど待望の復刊。それに合わせて、『はっぱみかん』の世界が楽しめる、LINEスタンプ「はっぱみかんのとくべつな日常」も販売されている。

 同絵本の主人公、「はっぱみかん」には、たくさんのみかんの中で自分にだけ立派な葉っぱがついている。「どうだい、すてきでしょ? いちばんきれいで、いちばん目立つ。だから当然、てっぺんに置いてもらわなきゃね。おいおい、ただのみかんたち。しっかりぼくを引き立ててくれなきゃこまるよ」と自信たっぷり。そんなある日、大事な葉っぱをあっさり失ってしまい、大ショック!! でもその時、仲間のみかんが、大切なことを教えてくれる――。誰もがきっと感じたことのある「特別な自分」への憧れと、「特別じゃない自分」を受け入れる切なさ。わがままな「はっぱみかん」ですが、なぜか憎めないない存在に見えてくるかも!? 絵本『はっぱみかん』は、A4変形判・32ページ・税込み1650円。

 佼成出版社公式として登場したLINEスタンプは、元気で自信に満ちたはっぱみかんから、ちょっと疲れたり自信をなくしたりしているはっぱみかん、そして仲間たちの、やさしいことばと豊かな表情が、日常のLINEトークをほんわか包んでくれそう。Android、iOSで、1セット(16スタンプ)50コイン(120円)。