
鳥取県と岡山県の冬の味覚を味わってもらおうと、両県が特産の水産物を提供する「海の幸フェア」が12月1日から、東京・新橋の「とっとり・おかやま新橋館」で始まった。2階レストランに、カニとカキを一度に味わえるピザ(2000円)や「紅ずわい蟹重」(2700円)などの特別メニューを用意した。2日から25日まで水産物の特設売り場も設営。12~14日の11時ごろと14時ごろには、来館者にカニ汁を振る舞う。

2階のレストラン「ビストロカフェももてなし家」の特別メニュー(14日まで)は、岡山県産かきの入ったお好み焼き(1600円)や、クロダイのチャウダースープ(1100円)、鳥取からは「松葉がに御膳」(1万円、要予約)など。目玉は、日本海でとれた甘みが濃厚なベニズワイガニと、瀬戸内海のプリプリしたカキを乗せたピザだ。鳥取産ナガイモ「ねばりっこ」やシメジの香りも重なり、うまみたっぷりに仕上がっている。価格はいずれも税込み。

1階ショップの水産物特設売り場では、足が1本なかったりこうらが一部欠けたりした“訳あり”のカニや、クロダイのなめろう、カキの加工品などを販売する。12~14日には、カニの食べ方教室、カニやカキ殻の重量当てクイズ、水産物の購入者が参加できトートバッグや松葉ガニが当たる抽選会も開かれる。










