カルチャー

箱根遊船「大茶会」が12月20日運航スタート 芦ノ湖の景観をお茶とともに楽しもう

 

 コンセプトは“茶を巡る湖上の旅”。箱根・芦ノ湖で「お茶」をテーマにした新観光船「箱根遊船 大茶会(だいちゃかい)」(富士急行・山梨県富士吉田市)の運航が、12月20日(土)にスタートする。運航初日にはオープニングセレモニーを開催し、和太鼓の演奏で船の出航を祝う。

「お茶」を五感で楽しむことに重点を置いた観光船。国内外から一年を通じて多くの観光客が集まる箱根で、日本の文化・伝統の象徴である「お茶」を、芦ノ湖の四季折々の美しい景観とともに体験してほしいという思いから誕生した。

 船内には、黄金にきらめく茶室をイメージした畳席「茶室 金風庵(きんぷうあん)」、ちょうちんをモチーフにした柔らかな光が幻想的なムードを醸し出すゾーン、そして茶畑を想起させる開放的な屋外ベンチ「茶畑だんだん」、丸窓から芦ノ湖の景色を眺められる「茶室 緑風庵(りょくふうあん)」など、趣向の異なる多彩なエリアがある。

 また、船内1階の「茶店」では、船旅のお供にぴったりな抹茶を使ったドリンクやスイーツが提供され、お茶を堪能しながら静かにゆったりと雄大な芦ノ湖の景色を楽しめる。

 運航初日には、船内3階「茶BAR(茶場)」で神奈川県足柄上郡開成町が誇る最高品質のお茶「快晴茶」を振る舞われる。提供時間は10時15分・11時35分・12時55分・15時5分(数量限定)。