カルチャー

いま見たいアメリカン・シネマ 3月6日から国立映画アーカイブde上映企画

 映画から学べる歴史や文化、その国独特の精神史などがある。東京・京橋にある「国立映画アーカイブ」は、3月6日(金)~3月22日(日)の期間中の金・土・日曜に、「NFAJコレクション2026春」を開催する。

「NFAJコレクション」は、所蔵コレクションから多彩な映画の面白さを詰め合わせて紹介する上映企画。今回は「いま観たい!アメリカン・シネマ」と題し、若い世代に見てほしいアメリカ映画の小特集を組んでいる。アメリカ映画史の入門編としても最適な作品群を通じて、映画の原初的な魅力を体感できる。

 7階展示室で開催中の「写真展 ハリウッドの名監督たち 映画芸術科学アカデミーのコレクションより」でも紹介しているアルフレッド・ヒッチコック監督の『レベッカ』(1940)、ヴィンセント・ミネリ監督の『バンド・ワゴン』(1953)は、いずれも映画史上に輝く名作。ハリウッドの制作体制に支えられた圧倒的な完成度は今なお色あせていない。

 また、ピーター・ボグダノヴィッチ監督の『ニッケルオデオン』(1976)は、黎明(れいめい)期のハリウッドを描いた作品で、3月6日(金)の回では、まさに1910年代の撮影所の様子を捉えた貴重なフィルムも上映される。さらに、『レベッカ』の3月22日(日)の回は、斉藤綾子明治学院大学文学部芸術学科教授、『バンド・ワゴン』の3月14日(土)の回は長谷正人早稲田大学文学学術院教授による講演を上映後に実施する。

 チケット情報は国立映画アーカイブのホームページに掲載している。