おでかけ

鉄道開通の地にトーマスがやってくる 横浜高島屋で原作出版80周年記念「きかんしゃトーマスの世界展」

 日本の鉄道発祥の地・横浜で、世界中で愛される「きかんしゃトーマス」の全貌に迫ろう! 

 横浜高島屋は、4月15日(水)から27日(月)まで、8階ギャラリーで「きかんしゃトーマスの世界展」を開催する。1945年の原作出版から80周年を記念した同展では、日本初公開を含む約200点の貴重な資料が一堂に会し、誕生から現在にいたる物語の軌跡をたどることができる。

 今や世界的な人気を誇るトーマスだが、その始まりは1945年のイギリス。牧師ウィルバート・オードリーが、病気で寝込んでいた息子のために即興で語り聞かせた「機関車のお話」が原点だった。会場ZONE1では、作者の直筆草稿やスケッチ、さらには息子クリストファーが名付けた「トーマス」のモデルとされる木製機関車のレプリカなど、作品誕生の背景をひもとく貴重な資料が展示される。それらからは、オードリー牧師の鉄道文化への深い敬愛とリアリティーを感じ取ることができる。

 ZONE2では、絵本の世界から、時代と共に進化したテレビアニメーションの変遷へと続く。かつてのモデルアニメーション撮影で実際に使用された「マードック」や「ウィフ」の本物模型は必見だ。制作手法がアナログからフルCG、そして最新の2Dアニメーションへと移り変わる過程を、貴重な資料と映像を通して体感できる。

 そして、父から息子へ受け継がれた創作の歴史にも焦点を当てるのがZONE3。クリストファー・オードリーが手がけたシリーズ27巻『ほんとうにやくにたつ機関車』や、80周年記念として刊行された最新刊『ジェームスとディーゼル機関車』の原画、未邦訳の35巻『Thomas and the Great Railway Show』の原画も一挙公開される。

 最後のZONE4では、絵本や映像を超えて広がる“トーマス文化”を紹介。レアグッズや稀覯書(きこうしょ=非常に珍しく、入手がきわめて困難な本)、アーティストによる多様なトーマス作品が展示される。また、ソドー島の名場面を再現した大型ジオラマや、木製レールをつなげるとプロジェクションマッピングでトーマスが走り出すデジタル体験コーナーなど、子どもから大人まで楽しめる参加型コンテンツも充実。大人にとっては懐かしく、子供にとっては新しい、世代を超えたエンターテインメント空間が広がる。

 入場料は一般1200円(前売り1000円)、大学・高校生1000円(同800円)、小・中学生600円(同500円)。限定500枚のピンバッジセット付きチケット(2700円)も用意されているが、予約サイト「アソビュー!」のみでの販売。混雑緩和のため、4月18・19日、25・26日の週末は「事前日時予約優先制」が導入され、チケットは「アソビュー!」で予約する。詳細は横浜高島屋のホームページで。