カルチャー

障害の有無を超えて競うダンスコンテスト 2027年1月に「INCLUSIVE DANCE FES 26-27」開催決定

 枠組みなんて取っ払って、ゴチャ混ぜになって踊ったら何が見えてくる? 2027年1月30日(土)・31日(日)の2日間、東京・渋谷を中心に、誰もがダンスを通じて自己表現・自己実現できる環境づくりのためのプロジェクト「INCLUSIVE DANCE FES 26-27」が開催されることが決まった。日本財団DIVERSITY IN THE ARTSが主催。「ちがいをちからに変える街」を掲げる渋谷から、年齢・性別・国籍・障害の有無などに関係なく自由に踊る「インクルーシブダンス」という新たなムーブメントを全国へ、そして世界へと発信していく。

 フェスのメインコンテンツとして注目されるのが、1月31日(日)にLINE CUBE SHIBUYAで行われる「INCLUSIVE DANCE CONTEST 26-27」全国大会。障害のあるダンサーとないダンサーが1つのチームを構成し、各チームでクリエイティビティーとオリジナリティーを競い合う。全国規模での開催は日本初という。

 全国大会に向けて、2026年10月から11月にかけて東京・大阪・名古屋・札幌・福岡の5都市で地区予選を、12月にはオンライン予選を開催。選び抜かれた精鋭たちが渋谷のステージに集う。また、予選大会に先駆けて、5月から7月には各都市でワークショップを開催。多くの人にインクルーシブダンスを体験しもらうとともに、コンテストに出場するためのチームづくりの場としても活用してもらう。

 プロジェクトを彩るアンバサダーには、世界的に活躍するダンサーのMiyu、俳優としての顔も持つDAIKI(SOCIAL WORKEEERZ)、そしてSNSでも絶大な人気を誇るDリーガーのTAICHI aka Tiny Twiggzの3人が就任。彼らと共にキービジュアルを飾るのは、デフダンサーや車椅子ダンサー、ダウン症のあるダンサーといった多彩な背景を持つパフォーマーたち。「ゴチャ踊れ。」という力強いメッセージには、既存の「普通」という概念を打ち破り、多様な個性が混ざり合うことで生まれる熱量を大切にしたいという願いが込められている。

 フェス期間中にはコンテストのほか、プロと障害のあるダンサーによる即席ペアの2on2バトルやゲストショーケース、さらに交流を促すネットワーキングイベントなども展開される。主催者はこれまで、「True Colors Festival」などの活動を通じて、アートによる社会の心の壁をなくす活動を続けてきた。ダンスという身体言語を通じて、あらゆる違いを豊かさへと変えていく挑戦。今後、公式サイト等で追加情報を随時発信していく。