日々の暮らしを便利にするものから、将来あったらいいなと夢見るものまで、世の中で人の役に立つアイデアを応募してみよう。カシオ計算機創業者の1人で発明家での樫尾俊雄氏の理念を社会に伝える「樫尾 俊雄発明記念館」(東京都世田谷区)が、第9回「樫尾 俊雄 発明アイディア コンテスト」の作品の募集を5月25日(月)にスタートする。締め切りは9月18日(金)。
樫尾氏は、現在の電卓の基となる世界初の小型純電気式計算機「14-A」や世界初のオートカレンダー付きデジタル腕時計、さまざまな楽器の音が出せる電子キーボードなど、人々の生活を一変させる数々の製品を発明し、日本のエレクトロニクス産業の発展に大きく貢献した。その開発理念を受け継ぎ誕生した腕時計「G-SHOCK」は、世界で累計1億4000万個以上出荷されている。
同コンテストは、子どもたちに「発明の喜びを体験してもらい、樫尾俊雄のような発明家を目指すきっかけにして欲しい」との同記念館の思いから、小学生を対象に毎年開催している。募集するテーマは、①人の役に立つもの ②生活に便利で役立つもの ③未来の世界であったらいいなと思うもの ④体の不自由な人に役立つもの ⑤世相を反映したユニークなアイデア。
特に、2025年は樫尾氏生誕100周年を迎えたことを機に、現代の社会問題や身近な困りごとを解決する「世相を反映したユニークなアイデア」をテーマに加え、オリジナリティーあふれるアイデアが多数寄せられた。応募要項や過去の入賞作品の詳細などは、発明アイディア コンテスト ホームページで見ることができる。
1・2次審査を通過した10人のファイナリストは、11月15日(日)に開催されるオンライン発表会で、アイデアの意図や思いなどの経緯をプレゼンテーション。発表者の中から厳正な審査を経て、高学年の部、低学年の部それぞれ、最優秀賞である「樫尾 俊雄賞」、「発明記念館賞」、「発明アイディア奨励賞」の3賞が決定される。結果は同ホームページで発表する。
入賞者には、メダルのほか、今回から最優秀賞の「樫尾 俊雄賞」の受賞者にはG-SHOCKの生みの親である伊部菊雄氏のサインと受賞者本人の名前が入った世界でただひとつのG-SHOCKが贈られる。その他の各賞受賞者には、G-SHOCKやBABY-G、電子楽器などのカシオ計算機の製品が贈られる。
審査員の伊部菊雄氏は、「発明の種は、毎日の生活の中の「こまったな」「もっとこうだったらいいのに」と思う気持ちの中にあります。それを解決するアイデアが大きな発明になることもあります。みなさんのアイデアが未来を楽しくします。今年はどんな素晴らしいアイデアに出会えるのか、今からとても楽しみです」とのメッセージを寄せている。










