おでかけ

今夏は虫好き最強トリオがPR 7月平日来場に特典の大昆虫展カブトムシやうちわもらえる

「博士・巨匠・伝道師」の“虫好き最強トリオ”

 スカイツリーの夏の風物詩「大昆虫展」が7月11日から、東京都墨田区の東京スカイツリータウンの東京ソラマチで始まる。今回で12回目。カブトムシなどの昆虫をじっくり観察できる7月の平日来場がお勧めで、カブトムシ(抽選)やうちわ(9千個限定、上月財団提供)などのプレゼントがある。開催は8月30日まで。

 7月10日の「開幕前日プレイベント」に登壇した大昆虫展アンバサダーの俳優、哀川翔さんは「ヘラクレスオオカブトをはじめとした人気カブトムシ・クワガタムシの生体展示や、カブトムシ・クワガタムシに触れる“自分一押し”の“ふれあいの森”などが楽しめる素晴らしい内容のイベントです。展示しているヘラクレスオオカブトのサナギの色から見て、開催期間中に成虫になる瞬間が見られるかもしれません。この夏休み、家族などみなさんでぜひ楽しんでください」と来場を呼び掛けた。

生体展示されるヘラクレスオオカブト=東京都墨田区、2026年7月10日

 カブトムシの飼育で有名な哀川さんは定番のカブトムシの飼育成果を発表。「去年は暑さに負けて、体長82ミリが飼育した中で最大でしたが、今年はちょっと頑張りました。85ミリです」と報告し、持参したその黒光りした立派なカブトムシを手に取り披露。プレイベントに招待された子どもたちは歓声を上げ、大喜びだった。

 哀川さんは、カブトムシの触り方や扱い方も実演。「カブトムシはけっこう力があるので手から無理に離そうとすると手が痛くなります。カブトムシのお尻を指で優しくつつくと前に進むので手から離れやすくなります」と分かりやすく説明した。

 また飼育に関しては「温暖化で難しいところがありました。10年ぐらい前までは85~86ミリの体長はコンスタントに出ていましたが急に出なくなりました。今年は少し頑張りましたが“目指せ90ミリ”でこれからも頑張っていきます」と話した。

哀川さんが披露した体長85ミリのカブトムシ

 大昆虫展の展示監修者を務める生物学者・五箇公一さんは「幼虫時に暑い時期を過ごすと昆虫の体は小さくなってしまいます。温暖化のいま、85ミリにまで育てるのは相当難しかったと思います」と哀川さんの飼育の腕をたたえるとともに、昆虫の生育状況から環境の変化を考える「生態学視点」の大切さを子どもたちに教えた。

 この日、カブトムシ飼育の マエストロ(巨匠)・哀川さんを驚かせたのは、今回大昆虫展のスペシャルナビゲーターとして登壇した俳優の片田陽依(ひより)さんの“虫好き度”。「昆虫の素晴らしさを世の中に伝えたくて俳優になりました」と言う片田さんに、哀川さんは「すごいなあ」と感心しきり。最後に片田さんが「大昆虫展は、生体、標本、パネル・文字、いずれの展示も素晴らしく、たくさんの魅力が詰まっています。しかも生態系の調和を崩す昆虫の外来種問題(桜などの樹木を枯らしてしまう特定外来生物クビアカツヤカミキリなど)のテーマメッセージの展示もあります。ここに来れば、子どもも大人も昆虫のことをたくさん学べてとても楽しめると思います」と一生懸命、大昆虫展をアピールすると、哀川さんは「熱いね、本当に虫が好きという気持ちが十分伝わりましたよ」と感銘を受けていた。

 また今回生体展示する南米生息の歩くスズメバチのような「ナベブタアリ」について五箇さんが「アリは実は、羽根が抜けて進化したハチの仲間(ハチ目)です」と説明したことを、片田さんが知っていたことにも脱帽していた。

ポーズを取る(左から)五箇公一さん、哀川翔さん、片田陽依さん

 飼育の巨匠・哀川さん、昆虫愛の伝道師・片田さん、博識の博士・五箇さん―の“虫好き最強トリオ”をアンバサダー・ナビゲーター・監修者にそろえた今夏の大昆虫展は、これまで以上に多くの人に昆虫の魅力を伝えることになりそうだ。

 7月平日来場の特典や入場料の詳細は大昆虫展ホームページで確認できる。