買い物する時の代金の支払い──キャッシュレス化と同時に、最近になって目立って増えてきたのが、無人レジのシステムだ。購入する商品のバーコードをかざして支払いまで全部自分で行った経験がある人はどれくらいいるのだろうか? LINEヤフー(東京)ではこのほど、全国の18〜59歳の男女2107人を対象に、購入する商品バーコードの読み取りから支払いまで、すべて自分自身で行う無人レジのシステムが、どのくらい普及しているのかなどについて調査を実施した。調査期間は6月4日~6月6日。
「セルフレジ(無人レジ)」の存在を知っている人は全体で99%、コンビニやスーパー、ファミレスなどで一度は見かけたことがある人が大半とみられ、極めて高い認知率となっている。「知っているし、利用している」という人は全体で91%、「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」という人を含めた利用経験者は全体で94%となっている。ちなみに、前回行った2022年2月に比べると、当時の利用率は78%だったため、12ポイントアップした。
「セルフレジ(無人レジ)」を利用している人が、現在身の回りにどれくらいいると思うかを想像して答えてもらうと、流行体感スコアは全体で「57.8」で、およそ2人に1人が利用しているイメージに。これも前回の44.7から大幅にアップした。「1年後、自分のまわりでどのくらいの人が利用していると思うか」を想像して答えてもらうと、流行予想スコアは全体で「70.6」で、およそ1.4人に1人が1年後に利用していそうというイメージになった。
今後の利用の意向に聞いてみると、利用意向がある人の割合は全体で84%。男女別では女性の方が高い。年代別でみると、やはり若い世代の方が高くなる傾向がある。