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ダイコロ が「卒業アルバムに関する意識と実態調査」の結果発表 令和の高校生は“映え”が重要、4割が卒業アルバムを「加工したい」

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ダイコロ 「卒業アルバム調査」

 

 卒業アルバム制作のダイコロ(大阪府枚方市)は、「卒業アルバムに関する意識と実態調査」を行い、このほど結果を発表した。

 調査は、全国の現役高校生男女200人と、高校生を子どもに持つ保護者男女200人を対象に、1月19〜23日にインターネットで行なった。

 保護者の「自分の卒業アルバムを見る頻度」は、約6割が「10年に1回以下」(58.5%)で、「購入後一度も見たことはない」という人も14.0%に上った。さらに「自分の卒業アルバムを1年に1回も見ない」と回答した保護者(185人)にその理由を聞くと、「卒業アルバムについて思い出すことがないから」(31.9%)、「なんとなく」(30.8%)、「実家に置きっぱなしで、手元にないから」(27.6%)がトップ3だった。

 また高校生に「卒業アルバムについて不安に感じること」(複数回答)を聞いたところ、「マスクをした写真ばかりになりそう」(59.5%)、「コロナ禍の学生生活で写真が少なくなりそう」(50.0%)、「写真写り」(46.5%)が不安要因のトップ3だった。

 さらに高校生の「卒業アルバムへの希望」では、「事故画(目をつぶってしまった写真など)を避けたい」(89.0%)「写真選びにこだわりたい」(81.5%)「自分で写真や素材を選んでカスタマイズしたい」(70.5%)「“映え”を意識したい」(65.0%)などのほか、「写真はアプリで加工したい」(41.5%)という声も上がった。

 ダイコロが提供するデジタル卒業アルバムのプラットフォーム「卒アルモバイル」など、「卒業アルバムのデジタル機能に対する評価」は、保護者の75.5%と高校生の69.0%が「魅力的」だと回答した。また保護者の62.5%と高校生の70.5%が「気軽にシェアできる機能」について高く評価している。