菓子パンと総菜パンで好きなのはどっち？ 人気上位は定番ものが占める

　小麦粉価格の急騰で値上げが相次ぐ菓子パン、総菜パン──それでも、好きな人は買って食べ続けているのではなかろうか？ ビズヒッツ（三重県鈴鹿市）は、三重県鈴鹿市のパン屋Marbre Lapin（マーブルラパン）と共同で全国の10代～60代の男女500人を対象に「菓子パンと総菜パンのどちらが好きかに関する意識調査」を実施した。調査期間は2月23日～24日。回答者のうち333人が女性、167人が男性だった。

　菓子パンと総菜パンどちらが好きかとの問いに対して、「総菜パン（51.0％）」「菓子パン（49.0％）」と、ほぼ同数だった。男女別では、女性が「菓子パンを好きな人」がやや多めで、男性は「総菜パンを好きな人」が20％近く上回った。男性は、甘いものより総菜を好む傾向がある。

　総菜パンの方が好きと回答した255人に対して、「1番好きな総菜パン」を質問したところ、トップになったのが「カレーパン（56人）」。総菜パンの定番中の定番だが、これを好む人は多い。以下、「ソーセージパン（34人）」、「焼きそばパン（32人）」といったように、オーソドックスなものが上位にランクインした。最近は、さまざまな種類の総菜パンがあるが、定番ものの人気は変わらないようである。

　一方、菓子パンについても同様に質問（245人を対象）すると、ダントツのトップになったのが「メロンパン（70人）」。以下、2位「クリームパン（39人）」、3位「クロワッサン・デニッシュ（35人）」と、こちらも定番ものが人気だった。