まめ学

朝ごはん楽しんでますか 朝食を習慣づけるなら新年度

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 朝食は食べなければ、という義務感が先に立つと楽しくない。できることなら、気持ちよく目覚めて1日の始まりにふさわしいエネルギーを楽しくとりたいもの。多忙な日々で余裕がなく、面倒という気持ちが習慣になってしまっているなら、この季節は切り替えのチャンスだ。「朝食に関する調査」(アヲハタ・広島県竹原市)では、生活習慣を変える良いタイミングは「年度が変わる3~4月」という人が多かった。

 20~60代の3000人を対象に、1月20~23日に調査。朝食は「平日ほぼすべて」食べると答えた人が、全体では70.3%だが、20代では男性51.7%、女性59.8%と年代が下がるほど少なくなる。朝昼夕の3食のうち、朝食は「楽しみながら調理している」「食事の時間を楽しみにしている」「好きなものを食べている」という項目で全世代が最も低い数値になっていて、やはり時間的にも“次”が控えている朝は、なかなかゆっくり食事を楽しめていないようだ。

メニュー例:「桃といちごのフレンチトーストパフェ」
メニュー例:「桃といちごのフレンチトーストパフェ」

 一方「食べたくないことがある」「食べなければいけないと思っている」の項目では、3食のうち、朝食が全世代で最も高い結果。要するに、食べなければいけないけれど楽しめない、のが朝ごはんの姿になっている。

メニュー例:「キウイとシトラスミックスパフェ」
メニュー例:「キウイとシトラスミックスパフェ」

 コロナ禍以降、テレワークの導入で朝の段取りが変化している人も多い。もうちょっと朝を充実させたい、という人は、新年度を口実に習慣を切り替えるのも手だ。