カルチャー

世界的プロ指揮者が東京・江戸川区の高校生と共演 「合奏と吹奏楽の祭典」プロの吹奏楽団、合唱団も出演

世界的プロ指揮者が東京・江戸川区の高校生と共演 「合奏と吹奏楽の祭典」プロの吹奏楽団、合唱団も出演 画像1
「合唱と吹奏楽の祭典」(指揮者・大井 剛史 氏(左)、山田 和樹 氏)

 江戸川区総合文化センター(東京都江戸川区)はこのほど、同センター大ホールで地元の高校生がプロの音楽家と共演する「☆合唱と吹奏楽の祭典☆」を、2023年8月20日に開催すると発表した。また、区内の自立支援施設に通う中高生を同公演に無料招待する。

 公演は、世界的に活躍する指揮者の大井剛史氏と山田和樹氏をはじめ、プロ吹奏楽団の「東京佼成ウインドオーケストラ」と同じくプロの合唱団「東京混声合唱団」が出演する。プロの音楽家たちと共演の機会を得たのは、江戸川女子高校吹奏楽部と、東京都立小松川高校合唱部。

 公演は5部構成。高校生との共演は、3部の大井氏の指揮でオーケストラと江戸川女子高吹奏楽部の共演、4部の山田氏の指揮でプロ合唱団と小松川高校合唱部の共演。

 同センターはかねてより、音楽の楽しさや音楽の持つ力、素晴らしさをプロと共に伝える取り組みを行っており、今回の共演は、世界的指揮者2人の中高生との共演に対する強い希望があり実現した。「10代の若者へ、音楽がもつパワーを伝えたい、そんな想いの詰まった公演」と鑑賞を呼び掛けている。

 公演は8月20日15時から。開演前の14時40分から、指揮者2人によるプレトークも行われる。詳細とチケットの購入は、江戸川区総合文化センターの公式サイト。