あなたは現金派、それともキャッシュレス派? 年々、キャッシュレス決済が広がりを見せているが、そうした中でも現金での支払いを好む人も多いようだ。モデル百貨(長崎県佐世保市)はこのほど、支払い方法の現金派とキャッシュレス派の現状について、全国の20代以上の男女1000人(各年代男女200人ずつ)を対象に調査を実施した。調査期間は8月23日~29日。
今回の調査によると、全年代の平均で現金派は38.9%、キャッシュレス派は61.1%となり、キャッシュレスで支払う人の方が多数を占めている。現金派は年齢が上がるほど高いと思いきや、そうではなく、年代別に見た現金派の割合が最も高いのは30代の42%。キャッシュレス派が最も多い年代は50代で、64.5%(現金派35.5%)だった。メインで利用されている支払い方法は「現金」「クレジットカード」「QRコード決済」が中心となっている。
一方、財布の中に入れている現金の平均は、現金派が1万2677円でキャッシュレス派は1万4449円。財布の中身はキャッシュレス派の方が多いが、これは比較的裕福とみられる年配の人にキャッシュレス派が多いことが関係しているのかもしれない。
現金派とキャッシュレス派の毎月の貯金額は、現金派が2万3918円でキャッシュレス派が3万1470円。年代別に見ても、貯金額がすべての年代でキャッシュレス派の方が多くなっている。