全ての製造工程で富士山の伏流水を100%使用したクラフトジン「富士の神(フジノジン)開山」(なだや・山梨県富士吉田市)が10月12日(木)に登場した。直営店のなだや本店、道の駅富士吉田、富士山5号目観光売店、富士五湖周辺の土産物店などで販売していく。アルコール分45%、500ml(希望小売価格4400円)、200ml(同2420円)。
なだや富士山蒸留所が展開する「富士の神」シリーズの初作で、富士山の伏流水とジュニパーベリー、オレンジピール、レモンピールなど8種類の植物素材を使用している。これまで製造工程や材料の一部で使われることが多かった富士山の伏流水を全工程でぜいたくに使用。富士山の恵みが詰め込まれた蒸留酒だ。
原料はなだやオリジナル「富士山ウイスキー」製造元が提供するアルコール原酒(国産スピリッツ65度)で、ロンドンジンにも引けを取らない香りと味わいを醸す。全ての原料、材料が本来の持ち味を発揮しながらもお互いのジャマをしない仕上がりを実現しており、ジン初心者から愛好者まで、幅広く満足できる。