今年の節分は、恵方「東北東」を向いて北陸の早い復旧を祈りつつ「恵方巻」を丸かぶりする人も多いかもしれない。能登半島地震で一部被災した「ホテル金沢」 (石川県金沢市)は、現在のところ復旧して通常営業中だ。同ホテルでは、節分の縁起物として、同ホテルの和食料理長がこだわり抜いた10種の海鮮具材をぜいたくに巻き上げた「特上海鮮恵方巻」の販売予約受付を予定通りスタートした。数量限定販売。
具材は、北陸の海で育まれた特上の海鮮が中心。橋本料理長秘伝のだししょうゆに漬け込んだまぐろに、しっとりと上質な脂の乗ったウナギ、酢で締めたサーモン、イクラしょうゆ漬け、あおりイカ、金沢港で水揚げされたばかりの甘えびの豪華6種の海鮮に、厚焼き玉子、きゅうり、大葉、かんぴょうの全10種。大きく切った具材を大胆に巻き上げていく。
豪華な具材はかみしめるごとに違う食感を楽しめ、同ホテルは「ついつい頬張りたくなる、一口で何度もおいしい恵方巻」と胸を張る。「ここまで豪華に海鮮を一度に味わえる太巻きはなかなかありません」と自信をのぞかせる橋本料理長。おすすめは、地元金沢港で水揚げされ、身が大きく鮮度が良いブランドアマエビ「金沢甘えび」で、強い甘みが特徴。フレッシュな甘えびを仕入れてすぐに巻き上げるので、プリッとした食感をダイレクトに味わえる。恵方巻の味を決めるのは、秘伝のだししょうゆに漬け込んだ漬けまぐろ。だししょうゆのうまみがしっかり入ったまぐろが一役買い、それぞれが個性を持つ具材をひとつにまとめ上げる。
長さ約20cm×直径約6cmで、一本税込み2800円。予約受付期間は1月31日(水)まで。引き渡し場所は、ホテル金沢1階 DINING TSUZUMI。引き渡し日時は、2月2日(金)~4日(日)の3日間の11時30分~20時で指定できる。5本以上購入の場合には配送も受け付ける。予約は、オンラインと電話076-223-1201(ホテル金沢1F DINING TSUZUMI 受付時間9時~22時)で受け付けている。