まめ学

健康のために必要とわかっているが「つい」! 減塩に関する調査

 塩っ辛いモノが好き──そんな人が多いが、健康のことを考えれば、塩分の取り過ぎはもちろんタブー。実際の食生活ではどうなのか、オレンジページ(東京)が読者アンケートでリサーチする、「ほぼ1000人にききました」では、「減塩」をテーマとして取り上げ、オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性919人を対象に調査を実施した。調査期間は2月16日~2月25日。

 この調査によると、ふだんの食事で「塩分をとりすぎていると感じることがある」人は58.3%と半数以上。また、「健康のために減塩が必要だと思う」と回答した人は82.7%に達し、大半の人が塩分を気にしている様子がうかがえる。ところが、減塩が必要だと思うと答えた人のうち、実際に減塩に取り組んでいるのは56.8%にとどまっている。

 具体的に実践している減塩について聞くと、「薄味になるよう調理している」(60.1%)、「野菜や果物を多くとる」(59.2%)、「うまみをきかせて塩分を減らす」(59.0%)などの回答が多い。一方、減塩に取り組む中で、隠れたハードルになっているのが「スナック菓子」で、塩分が多いと認識してもやめられないという声が多い。減塩に取り組んでいる人のうち、週1回以上食べている人は54.0%と半数を超える人がスナック菓子を食べる習慣があり、減塩の敵になっているようだ。img_391769_3