-「俳優の仕事をしたい」と強く思うようになったきっかけは?
『万引き家族』の頃からです。作品の中では、自分では普段できないことができるので、そこも楽しかったです。今まで演じたことのない役柄でしたが、経験のないキャラクターを演じられるのも刺激的な体験でした。逆に自分と似ていると、「自分ならこうする」と勝手に決めて演じてしまってキャラクターとは離れてしまうということもあると聞くので、気をつけて演じなければいけないなと思います。
-普段は、どんな作品を見ることが多いですか。
ファンタジーが大好きです。なので、今作も完成したものを見て、VFXのすごさにワクワクしました。一樹たちが迷い込んだ世界は崖に囲まれているのですが、その崖はぜひ見てもらいたいです。おばけたちももちろん、すごくかわいらしかったのですが、景色や建物にも注目してもらえたらいいなと思います。
-ところで、本作で演じた一樹は小学生という設定ですが、城さんはどんな小学生でしたか。
今も変わりませんが、おちゃらけているタイプでした。一度、盛り上がったら、ずっと笑っているような小学生だったと思います。
-映画の公開を楽しみにしている人たちにメッセージを。
個性豊かな、かわいらしいおばけたちがたくさん登場します。VFXの世界観も素晴らしくて、見応えのあるものになっていると思います。ハラハラドキドキで、きっとまばたきもできないほど入り込んで見てもらえると思うので、一樹たち5人の冒険や成長にも注目してもらえたらと思います。
(取材・文・写真/嶋田真己)