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NXが荷主に脱炭素貢献の機会を提供 航空輸送時のCO2削減プログラムを日本でスタート

荷主に脱炭素貢献の機会 NX、CO2削減の航空輸送活用 画像1
「NX-GREEN SAF Program」

 

 日本通運の持ち株会社NIPPON EXPRESS(NX)ホールディングス(東京都千代田区)はこのほど、航空輸送時の二酸化炭素(CO2)排出量の削減に参画できる荷主向けの取り組み「NX-GREEN SAF Program」を日本で始めたと発表した。

 この取り組みは、CO2排出量が少ない「持続可能な航空燃料」(SAF=廃食油などが原料)を使った航空輸送を利用した荷主に、脱炭素に貢献する機会を提供することが狙い。荷主には世界最大級の認証機関SGS社が発行する「CO2削減証書」が発行される。

 SAFを利用した航空輸送は、従来の化石燃料と比べ、CO2排出量を約80%削減できるという。