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野村周平“クロちゃんそっくり”と評判 人生ドラマ劇場「クロちゃんずラブ~やっぱり、愛だしん~」は「満足度が高い作品になった」【インタビュー】

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-クロちゃんの数々の衝撃的なエピソードを演じてみて、共感できた部分はありましたか。

 そもそも、クロちゃんのような欲望を我慢するのが人間という生き物なんだと思います。ああいう欲望を我慢していくのが人間の男だと思っているのですが、クロちゃんの数々のエピソードは、そこの部分が欠如しているので、僕もその部分が欠如すればクロちゃんになれると思いましたし、男性は心なしか、みんな共感するんじゃないかなと思います。男性の三大欲求の塊がクロちゃんだなと思います。

-実在の人物を演じることについて、難しさは感じましたか。

 実在の人物がいる分、役作りはクロちゃんが出演しているテレビを見ればできるので、難しさはあまり感じなかったです。クロちゃんは、すでに人生がドラマ化されている(北野)たけしさんや(明石家)さんまさんほどレジェンド過ぎない分、あまり気負わずに楽しくやらせてもらえたのかなと思います。

-最近、野村さんはクロちゃん役のほかにも、ドラマでモラハラ夫やパワハラ社長役を演じるなど、衝撃的な役柄の演技がSNS上で話題になっていますが、そうした役柄で評価を得ていることへの気持ちはいかがですか。

 実際のことを言うと、僕はそれで評価を得ているとは思っていないんですよ。ただキャスティングをしていただいて、頂いた仕事を全力でやっていたら、そうなっていたという感じなので、キャスティングの方が僕をハメようとしているのかな(笑)。僕としては、もっと人助けをする役とかもやってみたいです。

(取材・文/小宮山あきの)

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