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なにわ男子・高橋恭平、「“謎の青年”から、もう一皮むけるので楽しみにしてて」 日曜劇場「御上先生」【インタビュー】

(C)TBS

-奥平大兼さんとの撮影時のエピソードを教えてください。

 大兼と初めて撮影した日は、撮影の中で言葉を交わすのは一瞬だったのですが、絶対に仲良くなってやろうと思って、僕がグイグイ詰め寄って、その日に連絡先を聞きました。「御上先生」の教室で撮影している生徒役の面々がうらやましいので、僕もそこで撮影したかったなと思って、大兼伝いに生徒役の皆さんの仲の良さや撮影の様子を聞いて「もう1回学校ライフを送ってる感じでめっちゃいいやん!」と言ったりして楽しんでます。

 -本作の脚本を最後まで読まれたそうですが、どんな感想をお持ちになりましたか。

 現代の教育について考えさせられるものがあります。僕自身は理解するのにすごく時間が掛かるので、脚本を読みながらマネジャーと話したり、すごいなあ、面白くて考えさせられるなと楽しませてもらいました。御上先生と生徒のやり取りだったり、生徒一人一人に特徴があって闇を抱えていたり…。僕自身の学生時代のリアルな生活を振り返って考えさせられたりもしましたし、本当に深い気持ちになりました。

-もし御上先生のクラスに高橋さんがいたら、どんなことを教わりたいですか。

 僕なんかがあの教室にいたら頭がショートすると思うので(笑)。松坂桃李さんから直々に現代の教育がどうなっているのかとか、そういうことを本当にちょっとずつ、1時間の授業はもたないので10分ずつくらいに分けて、みっちりと教えてほしいです(笑)。

-高橋さん自身はどんな学生でしたか。学生時代の印象深い思い出を教えてください。

 学生時代はやんちゃしていました。どこかではみ出したいと思いながらも、はみ出し過ぎず、みんなと違うことをしたくて校門の前まで棒のアメちゃんをなめて、門の前でガリッと一気にかんで隠したり、薄いチャックパーカーを着て行って、校門に着く直前で脱いだり(笑)。校則を堂々と破るのは怖いので、ちゃんと見えないところで破っていました。体育と美術の授業がすごく好きで、その2科目だけは、ずっと成績が5だった記憶があります。

 -今後のご自身の登場シーンで、ファンの方や視聴者に注目して見てもらいたいポイントはありますか。

  僕はこのままでは終わらないんだよと(笑)。謎の青年からもう一皮むけるので、楽しみにしていてください。僕の見どころも全力で推したいのですが、1話1話、内容が詰まった作品ですし、事務所の先輩方からも「見たよ」と声を掛けてもらえるので、年齢関係なく、すごく皆さんに刺さる作品だなと思います。

 -高橋さんは先月25歳の誕生日を迎えましたが、夢の一つだった日曜劇場にも出演されて、今後挑戦したいことはありますか。

 僕は100歳まで生きるつもりなので、その4分の1が終わったということなので、すごく濃い人生の4分の1を送らせてもらったなと思います。とくに、この1、2年は「御上先生」にも出演させていただいたり、本当にいろんなことやらせてもらったので、25歳は今まで学んだことを、もっといろんなところで出していければいいなと思いますし、お芝居の質も上げていきたいです。

 (取材・文/小宮山あきの)

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