カルチャー

「楽しく!おいしく!学ぶ ブルーベリー出張授業」カナダのブルーベリー生産最大手の一社シルバーバレーファーム、都内小学校で初めての出張授業を開催

夏に旬を迎えるカナダのブルーベリー。その生産企業最大手のシルバーバレーファームは7月11日、新宿区立西新宿小学校で、都内の小学校ではじめてのブルーベリーについての出張授業を行った。

授業は、ブルーベリーについてのさまざまな知識を学べる座学と、冷凍ブルーベリーを使った簡単な料理づくりも体験できる調理実習の二部構成。

まず、1コマ目の授業では、管理栄養士・フードコーディネーターの清水加奈子さんが、一日に必要な果物の量や、果物の栄養の効果についてイラストを交えて説明した。中でもスーパーフードと呼ばれるブルーベリーの栄養価や、ブルーベリーがどう育ち、どのように国内に輸入されてくるかの説明に、生徒たちは真剣に聞き入っていた。

その後、プロの紙芝居師「渋谷画劇団」による紙芝居口演「ブルーベリーの旅」がはじまると、雰囲気は一転してにぎやかなものになった。紙芝居師のあっきーさんとかみはるさんによる掛け合いに、子どもたちが口々に答えるほほえましい姿も見られた。  

2コマ目は、冷凍ブルーベリーを使った「ブルーベリーとグラノーラのチーズボール」と「ブルーベリーソーダ」をつくる調理実習。チーズボールは、ブルーベリーとチーズボールをまぜ、ラップで茶巾のように丸めてグラノーラをまぶせば完成する。ブルーベリーソーダはコップにブルーベリーとガムシロップを入れてつぶした後、レモン汁を入れ、最後に炭酸水を注いで完成。出来上がったドリンクを飲み、チーズボールを食べ始めた子どもたちは、口々に「美味しい!」という歓声を上げた。子どもたちからは、「ブルーベリーのことを知れてよかった」という感想も。

担任の先生は、「みんな楽しんで調理実習に取り組んでいた。また、『これ、栄養満点だね!夏休み、おうちの人と作ってみようかな』という声もありました」と語った。