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クリプトンがスピーカーケーブルなど音響アクセサリー3種を発表

PB-750イメージ図(2023.07.21寸法追加修正).cdr
電源ボックス「PB-750」

 オーディオ機器のクリプトン(KRIPTON・東京)は、バイワイヤリングスピーカーケーブル「SC-HR2020/2M Y-B」(11万5400円・税別、10月上旬発売予定)、電源ボックス「PB-750」(7万5000円・同 10月下旬)、オーディオインシュレーター「IS-HR10」(18000円/4個1組・同 11月上旬)を、順次発売する。

  バイワイヤリングスピーカーケーブル「SC-HR2020/2M Y-B」は、高域、低域で別々の入力端子を持つスピーカーシステムを最適で駆動するように作られている。アンプ側がL、Rの±2端子、スピーカー側がウーファー(低域)用とトゥイーター(高域)用の各±2(計4)端子の構造を持ち、本来は左右各チャンネルで高域用と低域用の2組が必要となるバイワイヤリング接続が1本でできる。スピーカー動作時、低域ウーファーに発生する逆起電力がネットワークを通して高域トゥイーターの動作を阻害する事象を防ぎ、干渉歪みを抑えたクリアで音場の広がりある、応答性に優れた再現が可能。端子は、標準モデルではスピーカー側が確実な接続を可能にするWBT方式のバナナ、スピーカー側がYラグとなっているが、同商品では、ケーブルの長さと接続端子は自由に組み合わせられる。

バイワイヤリングスピーカーケーブル「SC-HR2020/2M Y-B」
バイワイヤリングスピーカーケーブル「SC-HR2020/2M Y-B」

  電源ボックス「PB-750」は、プリアンプやフォノイコライザーなどの小電流機器用回路、パワーアンプなどの大電流機器用回路、さらにPCやD/Aコンバーターなどのデジタル機器用回路の3フィルター/3回路構成で設計。再生時のそれぞれの信号の相互のノイズや動作低下の干渉を抑えた再生を実現する。最大容量は15Aで、大電流用2口、デジタル用2口、小電流用4個の合計8個の出力を装備。通電使用時の振動に対する音質への影響を抑えるために、各パーツ類も強化。確実な接続のためのACコンセント、高品位内部配線材、2mm厚ステンレス鋼板を採用している。

  スピーカーやアンプの振動を抑えるオーディオインシュレーター「IS-HR10」は、振動を熱変換・吸収する素材とステンレスブロックを組み合わせた構造。従来品に比べて小径化されており、小型のスピーカーやアンプ、プレーヤーなどにもマッチング。ステンレスブロックの片面は円錐状に切削されスパイク受けとしても機能。両面にゴム素材のOリングが埋め込まれているので、振動の排除と強力な滑り止め効果も備えている。

HRインシュレーター
オーディオインシュレーター「IS-HR10」