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「コロナ禍を経て働く人のストレスはどうなったか」 ティーペックがデータ推移を分析し公開

「ストレスチェック8年間の組織分析」

 

 電話健康相談事業のティーペック(東京都台東区)はこのほど、働く人の累計約550万人のストレスチェックデータ推移をまとめた「ストレスチェック8年間の組織分析」のリポートを健康経営情報サイト「わくわくT-PEC」で公開した。

 ティーペックは、年間約650社にストレスチェックサービスを提供しているという。2015年12月にストレスチェックが義務化され「コロナ禍を経てリモートワークをはじめとした新たな働き方が定着した今、会社はこれからのストレスにどう向き合っていくべきかの参考になれば」としてデータを公開した。

 同社は、リポートは「総合健康リスクは改善傾向」「高ストレス者割合は、コロナ禍以降初めて改善が見られた」「上司の支援は毎年改善の推移であったが、初めて横ばいになった」などがポイントだとしている。

 ティーペックは、6月25日に企業・団体の人事担当者や産業保健スタッフらを対象にした解説セミナー「ストレスチェック最新データをご紹介!~法制化8年目で変わった意外なものと、変わらないもの~」をオンラインで開催する。詳細・申し込みは同社ホームページ。