
もうすぐ8月も終わりだが、今年は9月に入ってからも猛暑の日がありそうな様子。まだまだ、夏の食べ物、かき氷の季節が続きそうだ。そこで、「LINEリサーチ」(LINEヤフー・東京)では、全国の15~69歳の男女3152人を対象に、好きなかき氷の味に関する調査を行ったた。調査期間は7月3日~7月5日。
まず、好きなかき氷の味を聞いたところ(複数回答)、全体1位は、3割台後半で「練乳系(いちご/あずき練乳など)」。僅差の2位に「いちご」がランクインした。3位は、抹茶の苦さとあずきの優しい甘みがマッチした和テイストの「宇治金時」で、4位は「白くま」、5位は「ブルーハワイ/ハワイアンブルー」が続いた。なお、「好きな味はない/かき氷は食べない」と答えた人は全体で1割弱にとどまり、かき氷は夏の食べ物として親しまれている様子がうかがえる。
全体でTOP2となった「練乳系(いちご/あずき練乳など)」「いちご」は、男性よりも女性のほうが高い割合で、中でも「練乳系」は、50~60代女性で特に人気で半数以上を占める1位に、「いちご」は、10~50代女性で4割台と幅広い年代に高く支持されている。一方、「ブルーハワイ/ハワイアンブルー」は、若い年代ほど高く、10代では3割台半ば、20~30代では2割台後半だった。
和テイストの「宇治金時」「あずき」は年代が上がるほど好まれる傾向があり、「宇治金時」は60代の男女で3割台半ば~4割強の高い割合を占めている。最近では、「ケーキ系(ショートケーキ、ミルフィーユなど)」「食事系(カルボナーラ、冷やし中華など)」といった進化系とよばれるかき氷も登場しているが、今回の調査ではいずれも1割未満にとどまった。