カルチャー

初詣は滋賀県の蛇ゆかりの神社へ びわこビジターズビューローが関連神社などを紹介

勝部神社「勝部の火まつり」

 

 滋賀県のびわこビジターズビューロー(大津市)は、「滋賀県には蛇にまつわる伝説や水の神を祀(まつ)る由緒ある神社が点在している」として、関連神社などを紹介し、2025年の巳(み)年初詣に滋賀県への来訪を呼びかけている。

 比叡山の麓にある「日吉大社(ひよしたいしゃ)」(大津市)は、全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮。境内には「大己貴神(おおなむちのかみ)」が祀られており「巳年には特に強い金運の御利益があるとされている」という。

 「勝部神社(かつべじんじゃ)」(守山市)は、大化5(649)年に創建。毎年1月第2土曜日に行われる県選択無形民俗文化財の「勝部の火まつり」は、土御門天皇に取りついた「大蛇」を退治し、病気が治癒したとの言い伝えを基にしたもので「滋賀県の三大火祭のひとつ」だと説明している。

 このほか「百々神社(ももじんじゃ)」(近江八幡市)は、長命寺川にかかる渡合橋に現れた大蛇が祀られている社。「兵主大社(ひょうずたいしゃ)」(野洲市)には「神様が白蛇の姿で亀の背に乗り、鹿に守られながら琵琶湖をわたって来られたという伝承が残っている」などと紹介している。