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「道のだし」「道の思い出ばこ」を道の駅で発売 「みんなでつくる『道のいいもの』」シリーズ新商品

「道の思い出ばこ」

 

 全国道の駅連絡会(東京都江東区)と賛助会員各社は、道の駅公式オリジナル商品「みんなでつくる『道のいいもの』」シリーズの新商品「道のだし」と「道の思い出ばこ」を順次発売する。

 同シリーズは、全国の道の駅と協力し、地域に根付いた産品を全国に流通させるとともに、道の駅ブランドの育成を目指し、2022年に立ち上げた。

 新商品の「道のだし」は、東京ソルト(東京都中央区)が松山市の道の駅「風早の郷 風和里(ふわり)」の協力でウィルビー(松山市)と共同開発した。瀬戸内海産のいりこ(煮干し)と岡山産「道の塩」など国産の原料を使用した「和風万能だし」で、みそ汁や吸い物、鍋料理の他、煮物やパスタソース、炒め物にも合うという。価格は30包入りで1296円。

 第1期として道の駅の「おおた」(群馬県太田市)や「とみうら枇杷倶楽部」(千葉県南房総市)、「若狭熊川宿」(福井県若狭町)などで発売した。同商品は、災害発生時に、販売する道の駅で炊き出し用のだし汁などとして無償で使用できる、としている。

 「道の思い出ばこ」は、クラウン・パッケージ(愛知県小牧市)が全国の道の駅から意見を集め、道の駅で販売する商品の土産用や贈答用、通販の梱包箱として開発した。SDGsに対応し、アップサイクル素材を使用している。持ち手付きだが、持ち手を畳むと配送箱になる。サイズは2種類あり、販売価格は60サイズが154円(税別)で、80サイズは5月頃販売を始める。