小泉八雲の作品の中で「耳なし芳一」や「雪女」と同じくらい知られる代表作の一つ「むじな」。NHKの朝ドラ「ばけばけ」で注目度が上がっている八雲の作品を楽しむ「八雲えほんシリーズ」第3弾、『むじな』(小泉八雲著、絵・高畠那生、岩崎書店、税込み1760円)が11月13日(木)に発売される。
むかし、むかし。「紀国坂(きいのくにざか)」という坂があった。その坂には、むじなが出るといううわさがあった。ある晩、男が坂を歩いていると、女がかがんで泣いていた。「どうされました?」
紀国坂で男が遭遇した恐怖、「のっぺらぼう」の一番有名なお話をドキドキの絵本で。ラフカディオ・ハーンがどんな怪談を書いたのか、親子で楽しめる。










