SDGs

1枚で二酸化炭素462g削減 サステナブルなタオル

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 毎日のように使うから、更新頻度も高い日用品の一つがタオル。生産から物流過程にいたるまで多くの二酸化炭素が排出されているのは、他の製品同様だ。そこで、ゼロカーボンのテンセル™繊維とUSAコットンから生まれたサステナブルタオル、「グリーンストーリー」(マツイコーポレーション、大阪府箕面市)が8月末に発売される。

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 一般的なモダール繊維は、生産時に大量の二酸化炭素を排出するが、「テンセル™モダール繊維」は、再生可能でクリーンなエネルギーを使い、パルプ・薬剤利用を効率化、テクノロジーでは削減できない残ったCO2をオフセットするなど、サステナブルな生産工程を採用することでゼロカーボンを実現している。綿花の生産に関わる人々の暮らしにまで配慮して作られる「USAコットン」とこのテンセルを混紡して織り上げたのが、グリーンストーリー。地球環境に配慮したタオルらしく、タオル表面には葉っぱのデザインが浮き出るような凹凸ジャカード織り加工が施されている。

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 バスタオル、フェースタオル、ウォッシュタオルの3種類。タオルの生産過程において、一般的なモダール繊維に比べ、バスタオル1枚で462.6g、フェースタオル1枚で166.2g、ウォッシュタオル1枚で65.6gものCO2を削減している。