桜の開花が例年より早く進んでいる今年。東京・調布市の神代植物公園の“さくら園”をはじめとする園内各所では、早咲きの大寒桜(おおかんざくら)から遅咲きのサトザクラ類まで、約60種類、750本の桜を見ることができる。園内を彩る桜の開花期に合わせ、3月25日(土)から4月9日(日)まで「さくらまつり」を開催。開園時間は9時30分~17時(最終入園は16時)。休園日の月曜となる3月27日(月)も臨時開園する。
ガイドボランティアによる「さくら園ガイドツアー」(参加費無料・入園料別途)では、「さくら園」を中心に園内の見どころや見頃の植物を案内。3月25日(土)~26日(日)、4月1日(土)~2日(日)の各日10時30分からと13時30分から、各回約60分程度。荒天中止。各時間前に正門周辺の情報棟付近に集合する。
3月26日(日)と4月9日(日)には、芝生広場で一面の桜をバッグに「さくらコンサート」を実施。各日11時からと14時からの約30分程度。3月26日は、篠笛と箏による「春の海」「花」「さくら独唱」、4月9日はバイオリンやチェロによる「ハナミズキ」「日本のうたメドレー」「花は咲く」などの美しい音楽を届ける。参加費無料の自由観覧(入園料別途)。さくらコンサートに合わせ、温かい軽飲食を販売する「桜茶屋(キッチンカー)」も出動する。ともに雨天中止。
同園の開花状況は、公式Twitter(@ParksJindai)で確認できる。入園料は、一般500円、65歳以上250円、中学生200円。小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料。