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車・船好きは海の日に愛知・豊橋へ 「豊橋みなとフェスティバル2023」で三河港を満喫

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 自動車輸入日本一の三河港(愛知県)で7月17日(海の日・祝)、モーターショーやクルーズなどを楽しめる「豊橋みなとフェスティバル2023」が開催される。場所は、豊橋市のポートインフォメーションセンター「カモメリア」一帯(同市神野ふ頭町) で、時間は10時~15時。

 港に親しみを持ってもらい、港の重要性や役割、港湾整備への理解を深めてもらうことを目的とし、豊橋の夏の風物詩でもあるイベント。今年は、海上保安庁の巡視船「いすず」のほか、国土交通省名古屋港湾事務所所属の浚渫(しゅんせつ)兼油回収船「清龍丸」が一般公開される。「清龍丸」は、全長100メートル超。大規模油流出事故に備えるとともに、平時は名古屋港で航路や泊地の海底の土砂を掘削する浚渫作業を行っている。油回収タンクに約1時間で1000kL、ドラム缶にして約5000本分の油水を回収可能で、東日本大地震・熊本地震・西日本豪雨でも活躍した。普段なかなか見ることのできない操舵(そうだ)室や甲板など、船内が無料で見学できる。

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 昨年も大盛況だったモーターショーを今年も開催。メルセデス・ベンツやボルボ、アウディやジープなどの人気車種が一同に集まる様子は圧巻。

モーターショーの様子
モーターショーの様子

 約40分間、三河港をめぐる「たつみ丸」三河港クルーズは、9時30分乗船券販売開始で、出港時間は10時20分・11時30分・12時40分・13時50分。各回定員350人(当日先着順)。中学生以上200円・小学生100円・未就学児無料。

遊覧船「たつみ丸」三河港クルーズ

 造船会社「新来島豊橋造船」の工場が見学できる無料ポートバスツアーは、所要時間約90分。出発時間は10時・12時・13時45分で、定員各回40人。当日先着順で、各回出発30分前に整理券を配布する。

 また、「三河港カレー」の販売や、キッチンカーが多数出店する「みなとマルシェ」も開催。調理学校校長と三河港カレー研究会の考案で昨年誕生した三河港カレーは、三河港をイメージしてカレーのルーはハート型に、地元特産のうずら卵は三河湾のアイドル「スナメリ」に見立て、見た目もかわいらしいカレーに仕上げている。